西田辺の歯医者が教える歯のブログ

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歯科医師が勧めるホワイトニング治療後の歯の正しい磨き方

ホワイトニングの治療中や治療後は、歯を健康に、そして白い色を保つためにも日々のケアが重要です。そこで、今回はお勧めの歯磨き法についてご紹介します。歯磨きは、いつくかの工程に分け、徹底的に歯の汚れを除去していきます。磨き終わるころには、歯が白く輝いているのが分かりますよ。

 

目次

1.ホワイトニング効果を保つための歯磨きは“夜丁寧に”が鉄則

2.夜のお口のケア、7工程の方法

 ・歯ブラシ

 ・歯間ブラシ

 ・糸ようじ

 ・歯ブラシ(2)

 ・歯間ブラシ(2)

 ・歯ブラシ(3)

 ・口腔洗浄機

3.丁寧なセルフケアが歯の健康と美しさを維持するための近道

 

 

ホワイトニング効果を保つための歯磨きは“夜丁寧に”が鉄則

 

ホワイトニングの効果を保ち、歯の健康を維持するために大切なのは、なんといっても日々のセルフケアである歯磨きです。中でも重要なのが夜のブラッシング。時間のない朝と昼はできる範囲で歯磨きをして、夜寝る前にしっかりブラッシングするのが日々のお口のケアのポイントです。

 

さて、ではどう磨けば良いのか。具体的な磨き方の例について、工程ごとにご説明します。全7工程でしっかり歯の汚れと着色物質を除去しますよ。

 

夜のお口のケア7工程の方法

 

①歯ブラシ

まずは歯ブラシに一般的な練り歯磨き粉をつけ、歯磨きを始めます。歯ブラシは電動のものだと、歯に当てておくだけで歯の大体の汚れを落とせるので、手が疲れずに便利です。

 

電動歯ブラシを使う場合には、ブラシを歯に当て、約20秒おきにブラシの位置をずらしていきます。そうして歯全体の汚れを丁寧に落としましょう。口の中に泡が溜まれば、その都度吐き出すようにしてください。この歯ブラシにかける時間は6分程度が目安。これで歯の大まかな汚れをザっと落とした状態になります。

 

②歯間ブラシ

次に使うのが歯間ブラシです。歯と歯の間の汚れをくまなく落とします。歯間ブラシも電動のものが販売されていて、特にホワイトニングの効果の持続という意味では、手動ではなかなか落としきれない歯と歯の間に沈着した着色物質の除去がスムーズにできて良いです。

 

③糸ようじ

さらに糸ようじを全ての歯と歯の間に通します。ブリッジや連結冠を装着している場合、その部分に糸ようじは通りません。省略してください。

 

④歯ブラシ(2)

再び歯ブラシに持ち替え、今後はホワイトニング用の歯磨き剤を使ってブラッシングをします。この歯ブラシの主な目的は、お茶やタバコなど、歯に沈着した着色物質の除去です。ホワイトニング効果維持のためにも、この工程はとても大切です。6~9分を目安にしっかり行いましょう。

 

⑤歯間ブラシ(2)

再度歯間ブラシで歯と歯の間の掃除をします。磨き残しをなくすためで、やはり白い歯のためには疎かにできない工程です。持っていれば、電動の歯間ブラシを使うといいでしょう。

 

⑥歯ブラシ(3)

もう一度歯ブラシです。ここでは電動ではなく、普通の歯ブラシを使います。仕上げは手が一番なのです。

 

ホワイトニング用の歯磨き剤を少量つけ、「縦磨き」で上の歯の側面は歯の上から下へ、下の歯の側面は下から上へとブラシを動かします。噛み合わせの部分は、ブラシを左右に動かす「往復磨き」をします。舌の先で歯の面がツルツルになっていることが確認できたらOKです。歯を見てみると、十分に白く輝いているはず。達成感が味わえる瞬間です。丁寧な歯磨きは効果が一見して分かるので、慣れてくると結構楽しいものですよ。

 

⑦口腔洗浄機

水圧を利用した口腔洗浄機を使い、歯、歯間、口、下などお口の中全体を清掃して、仕上げとします。水圧を利用した口腔洗浄機には結構な洗浄力があるので、使用するのがお勧めです。いくつかの機器が市販されています。価格や使い勝手など、気に入るものを購入するといいでしょう。

 

丁寧なセルフケアが歯の健康と美しさを維持するための近道

 

全ての工程を終えるのには、20分程度の時間を要します。大変なように思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、先ほども申した通り、達成感があり、またそんなに大変な作業ではないので、慣れてしまうと楽しいものです。

 

それに、これだけの管理を日々続ければ、歯垢と、前歯の着色物質の非常に多くを残さず除去できます。最初のうちは大変に感じるかもしれませんが、この日々のケアは歯の健康と美しさを保つために確実な方法です。ぜひ習慣化するよう心掛けてみてください。

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